専門外は委託するのがおすすめ

Webプログラマーがフリーランスとして案件を請け負おうとすると、時間単価が低いことに悩みやすいです。業務時間で請け負うのではなく、成果物の納品によって報酬を受け取る請負案件が主流になっているのが原因です。Web開発でのプログラミングは定式化されていて、短時間でできるものもありますが、簡単なものは単価が低くなります。しかし、一からプログラミングしなければならないような高度な案件の場合には業務量が多くなり、時間単価にしてみるとかなり低いことが多いのが実態です。たとえ案件一つあたりの単価が高かったとしても、業務量を減らさない限りはあまり稼げないのが問題になってしまいます。この解決策として有用なのが、業務を委託する方法です。

Webプログラマーとして担当する、生産的で専門性の高い業務は全て自分で行い、フリーランスをするうえで必要な他業務を委託すると、時間を効率的に使えます。素材の作成を、イラストレーターやCGクリエイターなどに委託するのが合理的な方法です。また、簡単なコーディングだけで済む部分は、クラウドソーシングで安く委託して作ってもらうのもいい方法でしょう。最も効果的なのは、税務や経理といった案件には直接関連がない部分を委託することで、税理士などに委託すれば正確な形で処理してもらえます。フリーランスを始めてからまだ年月が浅いと、経理や税務の業務は大きな負担になる場合が多いので、積極的に委託を活用して負担を軽減するようにしましょう。